こんばんはー!
サッカー大好き!
乃木坂イチのアスリート!
ゆいちゃんこと、渡辺唯です。
昨日のロンドン五輪最終予選のシリア戦、
直前での清武選手の怪我やピッチ状況など、
不幸なこともあり残念な結果でしたね。
今回の敗戦で注目されているゴールキーパー(GK)という
ポジションについてちょっとお話。
あ、昨日女の子ルンルン!な話したけど、
今日はガチガチにサッカーのお話です。
サッカー専門家でもないイチサッカー好きの個人的な見方ですので、
異論反論はあると思いますが、怒らないでね。
今回、日本は2失点してしまったのですが、
1失点目は前半19分。相手のFKがジャンプした大迫選手の頭をかすめてコースが変わって、
権田選手がそのボールを処理し切れず、オウンゴールという形。
2失点目は後半45分。日本のクリアボールをアルサリフ選手が意表を突くロングシュート。
見事なドライブシュートで落ちながら、権田選手の頭上を越えてゴールとなりました。
9回素晴らしいプレーをしても、1回ミスをすれば、批判されてしまう辛いポジションがGK。
私はMFの選手でしたので、
戦術理解や相手の心理を理解するうえでGK練習やDF練習に参加したり、
専門書籍なんかで勉強した程度の経験でお話しますので、
繰り返しになりますが怒っちゃやーよ。
異論反論は是非是非コメント欄にお願いします。
1失点目でポイントは、
相手のFKに対して、味方がボールに触って目の前でコースが変化したことにあります。
GKにとってはとても難しい状況です。あれを権田選手のミスというのは酷ですが、
強いて言うならあの時はボールに対して「点で合わせる」イメージになってしまっていて、
少しでもタイミングがズレると、あの場面のようにボールがすり抜けてしまいがちです。
本来はボールコースに対して「面を作る」ような意識が大切です。
権田選手は本来、そういう守備がキチンとできるGKだと思います。
この試合でもそいうった守備が見られました。
では何故この場面で出来なかったか。
おそらく権田選手は最初からFKに対して体を倒れ込ませて正面で捕球しようと対応を決めつけていたので、
コースが逸れた後もそのまま体の動きが止まらず、右にズレたボールを倒れ込みながら取ろうとして失敗したんだと思います。
冒頭にも言った、ピッチコンディションの悪さ影響していたと思います。
大事にボールを押さえようと意識したことがあだとなって、
結果的に不意のボールに対する柔軟性を欠く「倒れ込みセービング」になってしまったように思います。
2失点目のロングシュートについては、
シュートを打たれた瞬間の権田選手の様子が映っていないので、
確認し切れないところがありますが、防げなかった理由の1つは、
権田選手が準備をできていなかったということかなと思います。
両手でボールを押さえようとして手を伸ばして届きませんでしたが、
権田選手の実力であれば、とっさに片手のセービングに切り替えることができたはず。
試してみると分かりますが、両手を伸ばす場合よりも片手の方が10センチ以上到達距離が伸びます。
また、手をグーにしてパンチングするのと、
パーにしてディフレクティング(指先でボールの軌道を変化させてゴールの枠を外す技術)を使うのでは、
指の長さ分ボールに届く距離が微妙に変わります。
(GKのプレーは、ここまでディテールにこだわって練習をしています。)
これが権田選手ではなく別のGKだったら、そもそもあそこまで両手を伸ばすことすらできなかったかもしれません。
ただ、ほかのGKには出来なくても、権田選手にはそこまで期待したい!
1失点目も2失点目も状況は難しかったですが、権田選手ならセーブできたはず!
と期待をしたいです。
この2失点以外の権田選手については良かったと思ってます。
シュートコース消すように壁を作って間合いを寄せて、
パスを選択させたところをフィールドの味方がクリアした場面もありました。
権田選手のおかげで難を逃れたシーンもたくさんあるんだけど…。
GKのプレーが平均値で評価されることはなく、
わずか1つ、2つのプレーで、すべての評価を引っくり返される不条理な世界です。
GKは非常に厳しいポジション。ただ裏を返せば、試合の結果を変えられるポジションでもあります。
それだけの影響力を出せるのがGK。喜びもすごくあるし、今回のように苦しい思いをすることもあります。
それがGKというポジションなのです。
ちょっとそんなことも考えながら、
サッカーをお楽しみ頂ければと思います。
今回は久々のサッカー回。
お付き合いありがとうございました!
バイッ!
可愛いゆいちゃん